五臓(肝、心、脾、肺、腎)5色(青、赤、黄、白、黒、)とも結びついており、季節や体調に合わせて食材や食事選びの際の指標となります。
陰陽五行



薬膳とは?
食材や生薬を組み合わせ、体調や季節に応じた健康維持、病気予防を目的とした食事のこと。単に栄養バランスを考えるだけではなく、食材の性質「寒、涼、平、温、熱」や五味「酸、苦、甘、辛、鹹」を考慮しながら体調を整えることを重視します。
食べ物の性質を活かし、バランスをとる。例えば寒い冬には体を温める食材(生姜、シナモン、羊肉など)を取り入れるのが薬膳です。
私たちの身体は、日々の食事によって作られています。忙しい現代社会の中で健康を意識しながらもおいしく食事を楽しみたい。そんな思いに寄り添い、発酵、薬膳の要素を取り入れています。
生薬とは、自然界に存在する植物や動物、鉱物などを原料とした伝統的な天然の薬。古くから体調を整え、健やかな暮らしを 支える知恵として活用されてきました。
私たちはその生薬の力を日々の食事に取り入れ、食べる事で心と体を整える「薬膳」の考え方を取り入れた料理をご用意しています。

伝統製法の味噌、醤油を
未来へ繋ぐ。

日本の食文化を支えてきた味噌や醤油は長い歴史の中で受け継がれてきた発酵の知恵と職人の技によって生まれた、かけがえのない調味料。
自然の力を生かし、じっくりと時間をかけて発酵、熟成させる伝統製法は単なる「味」以上のものを私たちに与えてくれます。
しかし、現代では効率やコストを優先した大量生産が主流となり、伝統的な製法でつくられる味噌や醤油は年々少なくなっています。私たちが伝統製法の調味料を選び、食卓に取り入れることは豊かな風味と健康を享受するだけでなく未来へと受け継ぐ大切な一歩となります。こうした文化を次世代へ繋ぐために私たち一人ひとりが「本物」を知り、その価値を大切にしていくことが使命と考えます。
醸しとは?

1. 麹を発酵させて、酒、醤油などを作る。
(醸造する)という意味。
2. 雰囲気などを作り出す。
発酵食品は健康に多くの良い影響をもたらす伝統的な食文化の一つ。微生物の働きによって食品が発酵することで、栄養価が高まり、体に優しい成分が生まれます。定期的に麹菌や納豆菌、糠漬けに含まれる酪酸菌などを取り入れることで腸内環境を整え、美容はもちろん健康で生き生きした心身を作ることに役立ちます。
